今週は、私の出身地である韓国(かんこく)の蔚山(ウルサン)について紹介します。
蔚山(ウルサン)は韓国の南東部に位置する産業都市で、温暖で蒸し暑い気候を持っています。蔚山(ウルサン)といえば、ヒョンデHYUNDAI、クジラ、艮絶串(カンジョルゴッ)を思い浮かべる人が多いです。
まず、HYUNDAIはあの自動車メーカーのヒョンデのことです。蔚山(ウルサン)にはHYUNDAI関連の工場が多く、「HYUNDAI共和国」と呼ばれることもあります。その中心は、蔚山(ウルサン)の北区にあるHYUNDAI自動車工場です。ここは単一の自動車工場としては世界最大級で、約3万人の従業員が毎日通勤しています。退勤時間の様子が印象的です。
現代自動車蔚山工場(出典:ナムウィキ)
https://youtu.be/8L-WPRicM9Y?si=R52ctXGOZ8JT2wjZ (00:25 ~ 00:50)
また、蔚山(ウルサン)はクジラでも有名です。そのため、最近までも「クジラに乗って通学している(笑)」という冗談もありました。おそらく、蔚山(ウルサン)には長い間地下鉄がなかったことから生まれたユーモアだと思います。大都市のわりに交通インフラが整っていないというイメージがあったからかもしれません。
出典:ナムウィキ
最後に、艮絶串(カンジョルゴッ)は韓国本土で最も早く朝日が昇る場所として知られています。毎年1月1日、多くの人々が新年最初の日の出を見るために訪れます。太陽を見ながら願い事をする風景は、蔚山(ウルサン)を代表する光景の一つです。蔚山(ウルサン)は華やかな都市ではありませんが、産業・自然・地域特有のユーモアがうまく混ざり合った、魅力的な都市です。
出典:Yonhap News Agency
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